釣りが趣味ではなくても、男ならつい憧れてしまうのが「マグロの一本釣り」。松方弘樹ほどの情熱も財力もないが、叶うことなら一度くらいこの手で釣り上げてみもの。果たして釣り初心者でもマグロの一本釣りをすることは可能なのだろうか。マグロ釣りの体験サービスを行っている「与那国島カジキ釣り 勝丸」の船長・中島勝治さんに話を聞いた。「勝丸では、釣り初心者はもちろん、女性や中学生でも、99%の確率でマグロを釣り上げることが可能です。与那国沖のパヤオ(回遊魚を集めるための人工漁礁)周辺には、マグロ・カツオ・カジキなどの大型魚が1年中泳いでいますが、なかでも特に釣れやすいのはキハダマグロ。サイズは1~30kgほどですが、30kgのものでも全長1m以上あるので、十分に“マグロ一本釣り”感を味わえると思いますよ」意外にも簡単に体験できるらしい! ちなみに、それ以上の大物を釣る場合は、最初に釣ったカツオやマグロを餌として使用してカジキなどを狙うとのことだが、初心者には難しいようだ。また、気になるのは釣り上げたマグロのその後。「マグロなどの大型魚を含め、釣った魚はすべて持ち帰っていただけます。ご希望であればこちらで捌きますので、当日の夕飯にすることも、梱包してご自宅へ郵送することもできますよ」2~3時間の体験であれば、1人8000円(道具類一式レンタル代込み)から参加可能とのこと。自分で釣り上げたマグロを味わう醍醐味を考えれば、決して高くはないだろう。以下に、マグロ釣り体験サービスを運営している釣り船を紹介するので、チャレンジしてみては?●「与那国島カジキ釣り 勝丸」料金:8000円~今回お話を聞いた沖縄県・与那国島から出航する釣り船。小型船舶だからこその、巨大魚とのダイナミックなファイトが楽しめる。マグロが99%という高確率で釣れるのも沖縄ならでは。URL:http://www.katsu-maru.com●「南伊豆 忠兵衛丸」料金:1万7000円~・南伊豆から出航する大型船。船内には簡易シャワー、水洗トイレ、エアコン付きベッドルームも設置されているため、休憩も自由に取れ、初心者でも安心して乗船することができる。URL:http://www.m-izu-chubei.com●「洋征丸」料金:9500円~(出航時間7:00、納竿14:00)神奈川・逗子の小塚港から出航する大型船。都心から日帰りでマグロ釣りに挑戦するならここ。ゆったりと釣りを楽しめるよう、大型船ながら定員が20名にされているのも魅力。URL:http://www.youseimaru.com「マグロ漁船」というと遠方をイメージしがちだが、意外にも関東近郊でも体験できるようだ。これはもう行くしかない!(黄 孟志) 記事提供/『Lierco NEWS』 「与那国島カジキ釣り 勝丸」の船長・中島勝治さんが釣り上げた230kgのクロカジキ。運がよければこんな大物に出遭うこともできる?

情報源: 「マグロ一本釣り」体験するには? | R25