30ft シャフト船にシステムを取付致しました!

今回のシステム構築にあたり、お客様へお悩みをヒアリングしたところ・・・
1.操舵室とアフトデッキの魚群探知機を連動させ
2.魚群探知機がボトムロストすると5分以上復旧しない事がある
3.10ノット超えるとボトムロストしてしまう
4.画面が小さく見辛い
5.や底物で効力を発揮する魚群探知機を探している

今この記事を見られているお客様の中で、幾つか思い当たる節がある方・・・いらっしゃるんじゃないでしょうか?
このお悩みを解決するべく、以下の構成とすることにしました!

 

魚群探知機本体

メイン操舵室:GPSMAP1022xsv(10インチ)
アフトデッキ:GPSMAP922xs(9インチ)
この構成ですと、マリンイーサネットケーブルを繋ぐことで、システムを連動することが可能です!

 

振動子

ミッド振動子(インナーハル用振動子)
も気になられているとの事ですが、将来的にGT51振動子を追加取付予定!

20ノット前後でもボトムを拾えるように取り付け場所を選定し、船底部のFRPを加工して取り付けます

 

この構成を以って作業に当たりたいと思います!

 

作業1:原状確認


左がYAMAHA製魚群探知機
右が用モニターとなります


アフトデッキはKODEN製となります

メイン操舵室:YAMAHA製魚群探知機の振動子
場所は悪くないのですが、シリコンが肉厚すぎます・・・
これだとボトムロストするのも納得です・・・


アフトデッキ:KODEN製魚群探知機の振動子
ここは場所が悪すぎます・・・
シャフト船なのにシャフト右舷後方へ取り付けられているため、泡噛みしていたんでしょう。。。

 

作業2:振動子取付

場所は先ほどのYAMAHA製魚群探知機が付いていた場所と同しです。
が、取り付ける前にしっかり映るかテストを行いました。
テスト後、問題が無い事を確認し・・・

船底部のFRPが肉厚な為、画像ではわかり辛いですが3mm程度削っております。


シリコンが硬化後、クーラントとOリングを入れ、振動子で蓋をすれば完成!

 

作業3:配線+ヘディングセンサーの取付

配線を取り付けようとパネルを外していくと・・・


少し乱雑でしたので、ある程度纏めておきました!

HD-9AXとGPSMAPxx22シリーズの配線接続方法は・・・

わかり辛いですけど・・・こんな感じです!
※釣りネコ.comで購入頂いたお客様には、画像の様に配線お纏めサービス致します!

 

作業4:本体の取付

ここまできたらあと少し!

メイン操舵室にはGPSMAP1022xsv!大きいですけど、丁度良いサイズですね!


アフトデッキにはGPSMAP922xs!わかり辛いですが、出来る限り錆びも落としてますよ!

あとはこの2台をマリンイーサネットケーブルで繋いで・・・

細かい設定を済ましてテストしていきます!

 

作業5:接続テスト
先ずは、何ノットでボトムを拾えるか・・・

なんと、時速20.7ノットでも余裕でボトムを拾えてますね!
これにはオーナー様もご満悦!!
夜間航行でしたのでこれ以上は危険との判断から速度は出しておりませんが、まだまだ余裕がありそうです!


クイックドローのテスト!こちらも問題なし!
目の前でドンドン自動で作図されていく海底地形図。
お客様の目が点に・・・!!
そして、メバルがしっかりと映ってますね!
この映り方にはオーナー様も驚いておりました・・・

こちらの機種はWi-Fi接続可能なモデルとなります。
と言う無料のアプリをスマートフォンにインストールすれば、お持ちのスマートフォンから魚探映像を確認することや、操作することが出来ます!

あとは使用方法のご説明をし、最終的なお引渡しとなりました。
中々大変な作業もありましたが、お客様がお喜びになる姿をみると、疲れも一気に吹き飛びますね!!

 

施工  :釣りネコ.com(広島県、第6管区)

       info@tsurineco.com

       0120-929-350

       お気軽にお問合せください!

魚探本体:GPSMAP1022xsv(299,000円+消費税)
    :GPSMAP922xs (199,000円+消費税)

振動子 :GT15M-IH   ( 40,000円+消費税)
       船内船底部分を加工し、インナーハル取付

その他 :HD-9AX    ( 40,000円+消費税)
       次世代10HZ9軸ヘディングセンサー
       架台      ( 2,400円+消費税)
       6mケーブル     ( 8,000円+消費税)