さかな探しは 地形探し      並木敏成

 
をトーナメントの武器として積極導入し、そして成果を上げたトーナメンター、並木プロの言葉です。
 
 
魚探をトーナメントの武器として積極導入し、そして成果を上げたトーナメンター、並木プロの言葉です。
 
さかな探しは 地形探し これはね、テニスプレーヤーがテニスコートの大きさを知ってるからこそ白線ギリギリを攻めたり、ゴルフプレーヤーがコースの長さを知っているからこそ戦略を立てられるのと同じように、
バスフィッシングにおいて水中の地形やストラクチャーを知っていることは、本来なら、さかなを探す上では知ってて当たり前のことなんだ」
 
 
1990年代 世界中のバス用は単周波数しかありませんでした。
ほぼ全メーカー200khz 20°の指向角を持つを使っていました。
 そんな中、2周波数で効率的なさかな探し 地形探しを理論化して実践し、トーナメントでも結果を出したのが並木プロでした。
 当時、日本はもとよりアメリカのトップトーナメンターでさえ知るものがいなかったシークレット、 
2周波数 ナロー&ワイドの運用理論は並木プロによって世界で初めて公開されました。
 その影響ははもとより、後に発表された全メーカーのバス用魚群探知機の発振回路設計において、2周波数が標準装備になるほどの大きな影響を与えました。
 
 T.NAMIKI Multi beam Logic
(多周波数 ナロー&ワイドビームの運用理論)
 
第一法則 形状と底質を同時把握
ストラクチャーやボトムの形状 がわかる高周波数 ナロービーム
底質がわかる低周波数 ワイドビーム
 
 
第二法則 直下と周りを同時把握
真下が映る高周波数 ナロービーム
広く船の周りが映る低周波数 ワイドビーム
 
 
第三法則 ボート走行ロケーションによる使い分け
激シャローでも映る高周波数 ナロービーム
高速走行でもボトムトレース可能な低周波数 ワイドビーム
 
 
第四法則 分解能と貫通力による使い分け
貫通力には劣るが分解能に優れる、ボトムと魚を分離表示できる高周波数 ナロービーム
分解能は劣るが貫通力に優れウイードを貫通して正確に水深を捉える低周波数 ワイドビーム
 
 
 
並木プロが提唱し実践してきた高周波数 ナロービームと低周波数 ワイドビームを同時使用することで水中の状況を対比して把握するT.NAMIKI Multi beam Logic
 
 
T.NAMIKI Multi beam LogicをGARMIN魚探で使うための振動子がGT40-TMです。
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別売金具で設置も可能です。
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 T.NAMIKI Multi beam Logic

 

(多周波数 ナロー&ワイドビームの運用理論)

 

 GT40-TMでの使用例

 GT40-TMをアメリカにある並木艇にインストールしてアラバマ州レイクユーファウラで実地テストしてきました。

 

 

第一法則 形状と底質を同時把握

ストラクチャーやボトムの形状 がわかる高周波数 ナロービーム
底質がわかる低周波数 ワイドビーム
 
 
具体使用例
ベイトフィッシュはハードボトムを好む傾向があり、身を隠す事ができるストラクチャーがあればそこにバスもベイトフィッシュも立ち寄ったり居着く可能性も高まります。底質とストラクチャーや地形を同時に把握してより良いポイントを選ぶ上で2周波数同時表示は非常に有効です。
 
GT40を使用した運用例
800/455khz   前後幅1.1°x 横幅53° 455 kHzと前後幅0.7°x横幅 30°  800 kHZによって高精細な写真画像でストラクチャーの形状や地形を把握できます。
200khz 15°ビームへの映り方でストラクチャーが真下にあるか確認
77khz 45 °のワイドビームの反応を見て赤く表示される反応の厚みが厚いほど底質が硬いと言えます。
 
 
800khzchirpクリアビューでは立木 77khz45°では群れに見えています。 
77khz45°で赤い底質反応で硬い底質であることも同時に伺えています。

 

 

第二法則 直下と周りを同時把握

真下が映る高周波数 ナロービーム
広く船の周りが映る低周波数 ワイドビーム
 
具体使用例
ディープの魚を直接バーチカルに狙うシューティングで2周波数同時表示は非常に有効です。
魚が真下に入ってくることをワイドビームが先に感知できます。
水中の急なブレイクショルダーの位置を把握することができます。
 
GT40を使用した運用例
 
 
77khz 45 °のワイドビームの反応を見て群れが近くにいるのか判断
200khz 15°ビームに映れば魚がが真下にいることが革新できるのでシューティング開始
 
77khz 45°には11匹 200khz 15°には6 匹写っています、まさにシューティングの瞬間です。
 

 

第三法則 ボート走行ロケーションによる使い分け

激シャローでも映る高周波数 ナロービーム
高速走行でもボトムトレース可能な低周波数 ワイドビーム
 
 
具体使用例
高周波ビームは発信線が少なくデッドゾーンを最小にできます。浅瀬でもしっかり測深することで使うルアーの選択を具体的にします。高速走行にはエネルギーが大きく探査範囲が広い低周波数ワイドビームが有効です
 
GT40を使用した運用例
 
 
77khz 45 °のワイドビームは高速走行監視
200khz 15°ビームはシャローでの測深に対応
 
 

第四法則 分解能と貫通力による使い分け

 
貫通力には劣るが分解能に優れる、ボトムと魚を分離表示できる高周波数 ナロービーム
分解能は劣るが貫通力に優れウイードを貫通して正確に水深を捉える低周波数 ワイドビーム
 
 
具体使用例
高周波ビームは ボトムと魚の判断を行います。ボトムにいるのか中層にいるのか確実に把握することで狙う水深を具体的にします。探査範囲が広い低周波数ワイドビームでは群れの数を把握するのに有効です
 
GT40を使用した運用例
 
800/455khz Chirp  前後幅1.1°x 横幅53° 455 kHzと前後幅0.7°x横幅 30°  800 kHZによって高精細な写真画像で中層に浮く魚であるか地形変化であるかを把握できます。
 
77khz 45 °のワイドビームは群れの大きさを確認
200khz 15°ビームは真下の魚の数とボトムのストラクチャーであるか魚であるかを判別
 
 
800khzchirpクリアビューでは中層の点は魚であることがわかります。 77khz45°では群れに6匹見えています。
200khz 15°では 真下に3匹いることがわかります
77khz45°で赤い底質反応で硬い底質であることも同時に伺えています。
 

 
 
 
 

GT40-TMは並木プロが提唱し実践してきた 高周波数 ナロービームと低周波数 ワイドビームを同時使用することで水中の状況を対比して把握する

 T.NAMIKI Multi beam Logic

(多周波数 ナロー&ワイドビームの運用理論)

を使う上で最適な振動子です。

 

GT40-TMトランサムマウント振動子(12-pin)の特徴

 

■広角45° 77khz 500wのメリット

 2周波数2画面表示でピンスポットを特定したり、バーチカルシューティングを行ったりできる性能を有しています

高速巡航探査に有効

バスボートなどの滑走船はちゃんと選ばれた振動子を正確に設置しないと高速巡航時に魚群探知機が使えません。
水深がわからないまま走れば浅瀬に乗り上げてしまうこともあります。
GT40は広角45° 77khzの探査が可能で 水深1mでも80cmの直径で湖底を捉えることができます。
広い探査直径に 500wのパワーをHD-IDブロードバンドの連続波で送り込み広角45°でその反射波を拾うために高速探査性能は飛躍的に向上します。
GT52HW-TMは16-24° 240-150khz  250w 水深1mで40cmの直径で湖底を捉えています。
GT40はGT52HW-TMの倍の出力で4倍の面積で探査しているので反射エコー強度は8倍相当です。
GT40はソルトウオーターにも対応していて高速艇に採用されています。

ウイードレイクに有効

GT52HW-TMは高精細な画像が魅力ですが琵琶湖などのウイードレイクでは繊細な描画能力が仇となる場合があります。
ウイードレイクではウイードのトップを地形と認識してQUICK DRAW CONTOURSを作図してしまうことがあります。
そこで必要になるのがウイードを貫通可能な周波数帯 120khz以下低周波発信です。
の50khz/の150-80khz/GT40の77khzはウイードを貫通して湖底をしっかり捉えた作図をしてくれます。

 
広角探査に有効

GT40は広角45° 77khzの探査が可能で 水深10mで8mの直径で湖底を捉えることができます。
一般的な振動子が200khzで20°水深10mで4mの直径で湖底を捉えることができます。
GT40は一般的な振動子が200khzで20°の実に4倍の探査面積です
三角錐の体積 1/3x高さx底面積 から計算すると探査体積も4倍です。
ディープウオーターで魚の濃さを見分ける上で有効に作用します。

魚群が真下に入る前に探知できる

200KHZでは直下しか映りませんが77khzでは広角ビームで船体の周りの魚影が船の真下に入る前に映ります。
 

2次反射もクリアに表現

GT40の発射する77khzは50khzに次ぐハイパワーで2次反射も簡単に判別可能です。

干渉しない周波数
GT40の発射する77khzはGARMINだけのオリジナル発振周波数です。一般的な50khzとは干渉しませんので船団の中でもディスプレイに同周波数干渉が出ることがなくクリアに表示できます。

中深海対応振動子
GT40の発射する77khzは50khzに次ぐハイパワーで500wのパワーをHD-IDブロードバンドの連続波で送り込むことで450mまでの探査も可能です。
 

■狭角15° 200khz 500wのメリット

ピンスポット探査に威力を発揮

GT40は狭角15° 200khz 500wの探査が可能で 水深10mで3mの直径で湖底を捉えることができます。
一般的な振動子が200khzで20°水深10mで4mの直径で湖底を捉えることができます。
GT40は一般的な振動子が200khzで20°の実に0.56倍の探査面積です
三角錐の体積 1/3x高さx底面積 から計算すると探査体積も0.56倍です。
ディープウオーターでピンスポットを特定する上で有効に作用します。

ディープピンスポット対応振動子

GT40の発射する200khzはハイパワーで500wのパワーをHD-IDブロードバンドの連続波で送り込むことで200mまでの探査も可能です。
とくに 水深200mで60mの直径で湖底を捉えることができます。
一般的な振動子が200khzで20°水深200mで80mの直径で湖底を捉えることができます。
GT40は一般的な振動子が200khzで20°の実に0.56倍の探査面積です。

詳細極シャロー探知能力

ビームが細いために1mを切る浅瀬でも動作します。詳細な解像度で細かい凹凸も探知します。

サーモクラインとベイトを探知

200khzの周波数は解像度が高い上にパワーがあるので水温躍層(サーモクライン)を簡単に映し出します。

サーモクラインに絡むプランクトンを食べに来たベイトフィッシュも当然探知可能です。

 

■広角172°ハイパワー1500w CHIRPサイドビューのメリット

クラス最大のパワーを誇るサイドビュー振動子

GT40-TMのサイドビューはハイパワーとCHIRP方式が相まってGT30と同じ探査幅300mで探査可能です。

サイドスキャンを行ってる振動子は左右中央の3つのエレメントの集合振動子です。GT41は500wX3=1500w  それもCHIRP方式です。 GT52HW-TM(サイドビュー1050w)よりも出力が(GT40-TM サイドビュー1500w)大きく探査範囲が広いことが特徴です

455khzの超広域探査1500w chirp方式のハイパワーで500ft(150m)x2=1000ft(300m)幅で探査可能

シャロー探査

GT40振動子は172°の指向角です。水面から4°だけが死角になりますので非常に浅いエリアまで探査可能です
GT52HW-TMが165°の指向角です。

70ft 455khzサイドビュー
100cmを切るシャローでも探査できるサイドビューは172°指向角GT40/GT41/GT51/GT30です


ディープ探査

GT40の発射するクリアビューはCHIRP方式で500W(455/800kHz)/最大深度:228.6m(塩分濃度で変化)を可能にしています
海では使えないと言われたクリアビューのイメージを一新させたハイパワークリアビューです。

800khzから455khに切り替えた映像解像度は落ちたが探査距離が大幅に向上

■写真画像ハイパワークリアビュー500W(455/800kHz)/最大深度:228.6mの威力

深場のストラクチャーを詳細に写真画質で映し出します。立木とベイトもしっかり分離して見間違える事はありません。海でも使えるハイパワーで最大深度:228.6mの探査が可能
 

本体スペック

  • 本体:21.2×5.2×厚さ2.6cm
  • ケーブル:9.144m(30ft)

詳細スペック

  • トランサム/エレキ取付可能
  • 通常魚探:500W(200/77khz)/最大深度:579.1m(塩分濃度で変化)
  • クリアビュー:500W(455/800kHz)/最大深度:228.6m(塩分濃度で変化)
  • サイドビュー:500W(455/800kHz)/最大深度:152.4m(塩分濃度で変化)
  • 水温センサー
  • 取り付け用ハードウェアおよびインストール手順。ボートの損傷を防ぐために、慎重に指示に従ってください。