garmin MARINE 公式アンバサダー 魚探師ヒロです
基本的にGARMIN MARINE 日本総代理店で扱う商品はGARMIN MARINE 公式アンバサダーやチーフメカニックディーラーが実際に取り付けしてテストした上で販売しています。
取付上の不安や実際の運用上での苦労を検証し最初に私が引き受けるのが責務と考えています。
今回G-FISHING 試験艇のDeepShooterIIに新たに振動子を設置しました。
設置したのはPS21-TR 前方ソナートランサムです
この振動子 これまで前方方向に発射する振動子の設置事例はソナーぐらいしかなく
またその設置方法や機能も異なることから設置を非常に難しく感じる方が多くいらっしゃいました
速度が落ちたり、振動子に何か当たったら問題が起きるのではないか
このような懸念はボートオーナーとしてはもっともな懸念です。
やって見なければわからない
こういうことを最初に検証するのが魚探師の役目です
ということで
早速振動子をつけて釣りをして見ました
この振動子によって常に前方45度の範囲をリアルタイムで監視できます
毎秒60回のサーチで前方を動画で見ることができるのです。
これまでもエレキに設置して前方探査していましたが
トランサムに固定することで船の真正面に魚群があることが容易にイメージでき
結果として確実に魚の真上を船が通過するように操船できました
これは、トローリング キャスティングの釣りで大きなアドバンテージを産みます
実際に、前方のベイトボールを追いかけてベイトについた魚を狙い撃ちする 前方見越し射撃
が可能になりました。
PS21TR実際の映像
前方のベイトボールを捕捉して船をベイトの潮下につけています
大きなベイトフィッシュの群 3Dソナー417khzと gt51の260khz両方に写っています
この場合ベイトフィッシュは2インチ以上です
417KHZにしか映らないベイトは1インチ程度のシラスです
3Dソナー417KHZとサイドビュー260KHZは同時に使うと魚種判断につかえます
ベイトボールの真上に船を定位
ジグをピッチングさせてシーバスを狙い撃ちした時の画像
すごい密度のベイトフィッシュの群れの中にシーバスが何匹もいます
ベイトの群れの中の赤い長い反応がシーバスです
ジグがシーバスの目の前を通過しています
この時釣れた魚がこのシーバスです
この方法ですでに70オーバーを3回の釣行で10数本釣り上げました
PS21TRの設置方法
設置位置選定
なるべく深い位置で振動子の発信部分が船底より水中に出る位置を探します
外側の金具をあてて位置を決めます
ポンチで穴位置をきめ3.5mmのドリルで下穴を開けます
振動子をトランサムにあてて角度を調整します
発射面が横から見て4時ー5時になるように角度調整します
角度調整したらネジで固定します
ネジ穴に水中ボンドを注入します
外側金具と振動子固定金具を一緒に固定します
振動子固定完了
スプレーガード設置
ケーブルを束ねて終了
最高速度への影響もほとんどありません
何かに接触しても振動子の角度調整ネジが破断するだけです
前方ライブビューが可能なps21をトランサムに固定することで船の真正面に魚群があることが容易にイメージでき
結果として確実に魚の真上を船が通過するように操船できました
これは、トローリング キャスティングの釣りで大きなアドバンテージを産み、これまでに釣れなかった魚を釣る新しい魚の探し方を提供します
是非ご検討ください