は浅瀬 シャローで使えるのかGT41は以下のように素晴らしい測深性能を持っています
通常: 最大計測水深880m 実用600m
DownVü: 最大計測水深300m 実用200m
:右150m 左150m 実用幅300m

一見いいように思えますが浅場ではこの性能がアダになっている可能性がありました。GARMINはLOGアンプとで全水深オートで問題なく動作すると言っていましたが・・・
加えて、GT40とGT41では性能差が殆ど無く浅場でも問題なくサイドビュー探査できることからGT40は廃番になるいという情報が入ってきました。

GT40とGT41ではパワーが大きいGT41ではバスフィッシングのような浅場ではパワーが強すぎて画質が悪くなる、映らない 止まるということが懸念されます

そこで徹底実証してみました。

■水深1.5m 探査幅50mでサイドビュー使用
全く問題ないです。実際にバスフィッシングで最も使うのが3m以内です。浅い水深でも十分な解像度が得られています。
周波数 発射方式だけでは決められません。最終的なソフトウエアでどう表現できるかが重要です。
■水深2.6m 探査幅50mでサイドビュー使用自船の位置は2.6mの水深ですがそれより浅いエリアの構造物が写っています。
とGT41は200/50khzの振動板は同じですので、
ダウンビュー/通常魚探に関して浅場では92SVと同じ性能がでるECHOMAP42DVでテストしました■水深1.2m ダウンビューと50khzを
さすがにダウンビューは発信線が30cm程度ですので浅場も鮮明に映ります
50khzは水深2mから実用範囲です
■水深1.2m ダウンビューと200khzを比較
さすがにダウンビューは発信線が30cm程度ですので浅場も鮮明に映ります
200khzは水深0.5mから実用範囲です
やはり問題なく動作します。GT40より探査幅が多いGT41で十分浅場も使用できます。実証結論ECHOMAP92SV+GT41はシャローでもバスフィッシングでも全く問題なく使えます。


GT40よりも長距離を探査できる分有利です
■実証 深くてもサイドビューはするのか

サイドビュー探査幅は水深が深くなると狭くなる
このことを理解しないで使用していては全く意味をなしません。
サイドビューは半円状にビームを発射しています。
そのため深くなるとその探査幅はどんどん狭くなります。そのため実証実験は深さに応じて行いました。
■本当に300m幅探査できるの? ECHOMAP92SV実際に地形図を300m幅の縮尺で探査しました

船の左舷に見える護岸を確実に写しています。

水深10.8m 300m幅で確実に探査できてます

■おすすめの画面構成スプリットズーム 魚群探知
サイドビュー 地形探知
海底地形図 地形検討

この組み合わせだと漁礁や定置網周りの土俵 アンカーを簡単に見つけられます。魚がいるかどうかの判断は
スイープブロードバンドHD-IDで楽勝です

■探査幅200m 水深24.7m200m幅で探査して行くと水深24.7mであればどこでもとても明るく左右100m付近でも漁礁が映ることがわかります。

漁礁を一発で発見できます

幅200m深さ30mは完全な実用域です

■探査幅400m 水深54.2m400m幅で探査して行くと水深54.2mであればととても明るく左右200m付近でも漁礁が映ることがわかります。

定置網のロープが写っています

幅400m深さ50mは完全な実用域です

■探査幅400m 水深66.5m400m幅で探査して行くと水深66.5mであればととても明るく左右150m付近でも漁礁が映ることがわかります。

幅300m深さ100mは完全な実用域です

■探査幅400m 水深82m400m幅で探査して行くと左右150m付近でもクリアに漁礁が映ることがわかります。

幅300m深さ100mは完全な実用域です

■探査幅400m 水深105m400m幅で探査して行くと左右200m付近でも漁礁が映ることがわかります。

やはり幅300m深さ100mは完全な実用域です

■探査幅600m 水深143m600m幅で探査して行くと左右240m付近が限界なのがわかります。

探査幅480m水深150m程度がサイドビューの限界です

■GT41仕様

■発信受信
発信方式:スィープブロードバンド
受信方式:HD-ID
通常魚探スィープブロードバンド出力:600W
DownVuスィープブロードバンド出力:500W
SideVuスィープブロードバンド出力:500W

■発振周波数

通常魚探スィープブロードバンド
200KHZ(196~205)可変-330ohm
50KHZ(47~53)可変-283ohm

写真画質Side/DownVu
260KHZ:(245~275k)可変-221ohm

■最大計測水深
通常魚探: 最大計測水深880m 実用600m
DownVü: 最大計測水深300m 実用200m
SideVu:右150m 左150m 実用幅300m
■指向角 (°) LF/HF (-3dB):
50KHZ 40°
200KHZ 10°
DownVü:
260KHZ発信: 2.0°のスリットビームを51°の幅で走査

SideVu:
260KHZ発信: 2.0°のスリットビームを168°の幅で走査

ケーブル長: 30 ft
コネクターピン: 8
サイズ: 9.0 x 2.5 x 1.2 in (228 x 62 x 30 mm)
水温センサー内蔵

■カタログどおりの水深 探査能力ダウンビューダウンビュー写真画質はカタログの値は225Mとなっていますが実際に使用して200M付近まで問題なく使用出来ました
ほぼカタログどおりの数値と言えます。ダウンビューで177Mはきっちり狙えます。
■サイドビューも高解像度探知
導水管が写真のように表示されています
■最深 魚群単体確認能力 635m弊社はメーカのいう測深能力を信じていません。
メーカー発表値は殆どの場合、最高値です。
そこで実際にフィールドテストして報告させて頂きます。
GARMINは700M探査可能と言っていました。
魚探の目盛も700Mあります。
しかし、目盛が700mあるからといって、その水深で魚群が探知できるかどうかは別問題です。

結果は635mで魚群単体を探知することが出来ました。

水温躍層 塩分濃度でこの記録を下回ることもあるかとは思いますが
50KHZ 600wでこの水深も探査できることは正直驚きです。
船が止まった状態であれば普通に停止しないで底を捉え続けます。
感度も深度もフルオートです。
底質もわかるし、ボトムもクリアに出ていて魚を分離表示できています。

Gt21とGT41は200/50KHZは同じ振動板ですので同じ測深能力です。
42dvでもGT21をつけたら600W発射で水深600Mを狙えるのですから
驚きです

ちなみに、GARMIN ECHOMAPは700Mまでの目盛がありませんから700Mが限界になりますがAQUAMAPではGT21は880mでも底をとっていました。

■深さだけでなく浅場も強いのがHDID200KHZで40cm 77KHZで60cm 50khzで100cm程度の発信線ですので、
2mのシャローでも50KHZが使えるのは自動シャローモードとも言えるHD-IDの効果です。
ウイードの形もしっかり映るのでウイードレイクでのバスフィッシングで、3周波表示ができます。
■ボトムと魚群を分離表示
とエビ類が映るHD-IDエビ類は魚体を大きくするメインベイトです
駿河湾 相模湾では桜えび 日本海では白えび 甘エビ
寒流域ではオキアミが魚を見つける上で大きなキーになっています。

そしてイカ類も魚を見つける上で重要な要素です。
HD-ID搭載のECHOMAPはオートので映ります