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振動子の選択でチャープのGT-15にしたのですが、135khzでは大きな駆け上がりがあった場合、対応できませんでした。

正確な地図を描くには、ダウンスキャンのあるGT21にすべきでしたと思っていますが

深海でQUICKDRAW CONTURSを使用してより詳細な地形図を作る場合どの振動子がいいのでしょう

これまでの船の座標と水深を結びつけて海底地形図を描くソフトウエアでは

真下の水深を的確に捉えられる細いビームのほうが詳細な地形図が作れるとされていました。

 

実はクイックドロウで使用している基本原理は従来のものとは全く違う方法です。

その基本原理は干渉縞です

同じ振動子の中で微妙に周波数を変えて連続波を発信させて

干渉縞を水中に作ります。

2212-70-2

 

このようにしてつくった干渉縞の干渉点をの変化を解析して

地形を描画しています。

ですので船がほとんど止まっていても横方向の地形を描画できますし

メッシュ状に船を走らせる必要がありません

周波数を変えて発射できる

連続して発射できる

ブロードバンドやCHIRPの発振回路があって初めてできる技術です

パルス方式の魚探ではできないことです

加えて解析を同時に行うために干渉縞のデータを数秒間取り込んで解析出力する必要があるのですが

それには大きなキャッシュメモリーと高速CPU 加えて点と線を曲線化するスプライン演算の計算式を含むソフトウエアが必要です。

 

 

振動子の指向角はQUICKDRAWの描画精度には関係しません

最も大切なのは底を確実に取れる出力です。

また発信周波数が可変する時間を⊿Tとするとこの⊿Tを極小化すると海底の分離能力が上がります

海底の分離能力が上がるということは微細な凹凸が取れるといえます

⊿Tはパルス長(エコー伸張)と比例関係にあります

エコー伸張を下げると底スレスレのものが分離表示できます。QUICKDRAW CONTURSの詳細度も上がります。ただし、最大測深能力が落ちます

エコー伸張を上げると底スレスレのものが分離表示しにくくなります。QUICKDRAW CONTURSの詳細度は下がります。ただし、最大測深能力が伸びます

 

したがって同じ600mの水深を地形描画した場合

CHIRP 600w(アナログ換算4.8kw相当)ではエコー伸張を下げると底を取ることができませんが

CHIRP 1000w(アナログ換算8kw相当)ではエコー伸張を最大下げても底を取ることがことができます。

出力の大きい振動子でエコー伸張を下げるとQUICKDRAW CONTURSの詳細度は最も上がります

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